『思考を転換する環境作りは、意外と簡単!?』


IMG_0358先日、「ロンドンコーチング・グループ(LCG)」という勉強会に参加しました。これは、月に1度開催されロンドン周辺のコーチの勉強会です。

今月のテーマは、『自由に解放できる聴き方』”Listen to liberate” 。

勉強会は、一つの問いから始まりました。

『考えることは、重要ですか?』

うなづきながら、この問いへの答えを模索している参加者。

『自分自身の選択は、思考に基づいています。』と、ファシリテーターのリンダ・アスピーの言葉で、更に、うなづく参加者。

『それでは、どのように思考する環境を創っているでしょうか? どのような状況を創れるでしょうか?』

『解放、自由を生み出す聴き方』が鍵です。

この聴き方がまさに、思考を多方面に深め、転換をも創り出しました。

聴き手は、相手に専心の注意を向けるだけなのですが、これによって、話し手は、自分の考えや思いつき、余談とも思えるようなことまでも、自由に話します。そして、この聴き手が創り出す空間こそが、『思考転換を創り出す聴き方』です。
話し手は、話すことにつまる瞬間もありますが、それでも、聴き手は言葉を発せずに空間のみを提供します。
話し手は、自然と話していることが構造的に連鎖して思考が組み立てられていく体験をします。

『思考の環境創り』には、注意量、配慮、承認、同等、多様性、そして鋭利な質問力が必要な要素であることを、学びましたが、質問をしなくても、空間作りが、まさに『無意識に持っている自分の思いや限界を抜けた閃き』が内から湧き上がるのです。
組織内で、このようなコミュニケーションができたら、風通しの良い組織、活性化するコミュニケーションから革新も生まれる可能性が非常に高いです。
多様性(ダイバーシティ)、女性登用が政策にもなっていますが、まずはこのようなコミュニケーションが社風となっている組織では、多様性の人材が活躍しやすいでしょうね。

何よりも、コミュニケーションから創り出された深淵な空気からの信頼は、言葉からのみでは創り出せない豊かさがありました。実体感ともに、言葉を発しないパワーをも改めて確信した2時間でした。

Many Thanks to Linda Aspey and LCG!