オリンピック選手とマインドフルネス


リオ・オリンピックも多くの感動を頂き終焉した。

イギリス勢に、早々と銅メダルをもたらしたのは、この『シンクロナイズド10m高飛び込み』のトム・デーリーとダニエル・グッドフェロー。
トム・デーリーには、2012年のロンドン・オリンピックから連続のメダル。

彼のインタビューで興味深いコメントを発見。
競技前には、スマホにダウンロードしていているアプリでメディテーションを行っている、とのこと。『自分のパフォーマンス成果に、とても役立っている。このアプリは、多くのイギリス競技者は使っている。』とのこと。
これによって、何をするかという彼の解説は、『呼吸に集中して、自分の先のことを考えるのではなく、完全にその時にいること。過去に起きたことや終わったことに焦点を当てるのでもない。もし、初回の飛び込みが上手くいかなかったとしても、それは過去のこと、終わったこと、前に進むだけ。次の飛び込みは、全く異なった状態でできる。その『特定の瞬間にいる』だけのことができる。』
彼は、今年になってから、このアプリを使ってメディテーションを始めたという。そして、今年の成績が通年以上に、着実に成績を残せるようになったのは、紛れもなくこのアプリ・メディテーションの効果だと公言している。

彼だけではなく、陸上競技のレニーウェイト選手も水中ポロのアメリカ選手メリル・モーゼス、3回金メダリストであるビーチバレーバールのケリー・ウオルシュ選手と彼女のバレーボールのパートナー、エイプリル・ロス選手チーム、アメリカ女子サッカーチームとマインドフルネスの効能を公言しているオリンピックメダリストは枚挙にとまない。

『マインドフルネス』は、今、実業界でも大注目。

このマインドフルネスは、スポーツ界に限らず、今、注目を集めている。欧米のビジネスマンの間では、必須ともいえる存在。スティーブ・ジョブスがメディテーションを日課にしていたことは有名だが、グーグルは、企業研修として『マインドフルネス』を取り入れている。追随する様に、ストレスフルな金融業界を初め多業種の欧米企業が『マインドフルネス』を社内研修で取り入れている。

そもそも『マインドルルネス』とは何か?ご利益は何があるのか?

先のオリンピック選手トム・デリー氏の言葉が、端的に示しているが、『過去を悔やむのではなく、未来を心配するのではなく、心を”今”においている状態、”今”に意識がある状態』。イギリスの実業家であり、『マインドフルネス・ワークス』の創業者でもあるマイケル・チャスカルソン氏は、マインドフルネスの研究結果として、効能を次のように述べている。
『集中力が増し、合理的な決断がしやすくなる。ストレスが軽減され、心が平穏であり、良い人間関係も築ける。しかも、高血圧や慢性病にも効果があるという身体的健康も得られる結果もでている。』

これだけ多々あるご利益を『マインドフルネス』によって得られるのだとしたら、日々の中に取り入れないわけにはいかないだろう。『マインドフルネス』は、所謂『瞑想、メディテーション』である。

雑念だらけの日々、『起きてしまったこと』をいつまでも悔やみ『数時間先のこと、明日のこと、1年後のことを』おろおろと悩み心配することがない、『今』に心をおいている状態とは、簡単なようで決して容易くはない。

トム・デリー氏は、スマホのアプリに落としてこのアプリを使って10分間でこの『マインドフルネス』の状態を作っているのだ。他にも手段があるのか?
続きは、次のブログでご紹介する。